サクラ咲く季節に

今朝、かつての教え子から
大学が決まったとの連絡がありました。
高校受験を手伝った生徒さんですが、
早いものでもう卒業、そして春からは大学生です。
ついこないだまで教えてたのにねぇ・・。


さて、最近は体罰問題を中心に
「学校」という場所がまたクローズアップされていますね。
体罰っていったいなんなんでしょうかね。
※スポーツ・武道に於ける体罰はここではスルー。

アタシは講師の仕事の時は受け持った生徒たち全員と
簡単なルール決めをしています。
・宿題は必ずやってくる。
・居眠りをしない。
・あくびをしない。（バレなければ可とする）
これを破るとデコピンというルール。

塾にいた頃はその塾自体がかなり硬派というか、
躾にウルサイ塾だったので、
授業中の私語や挨拶といった
できていて当たり前のルールは全員クリアしていたので
かなりやりやすい環境ではあったのですが、
一応ルール決めはしていました。

でもね、必ずみんな喰らうんですよ。
巣立っていくまでの間に間違いなく全員一発は喰らいます。
男女平等ですから、女子だって喰らってますよ。

たかがデコピン、されどデコピン。
現状、デコピンですら許されない気運がありますな。
まぁ、茶化した感じになってしまいましたが、
アタシは基本的に体罰不要論ですよ。

アタシが通っていた高校は問題児も多い学校で
時には力で抑えていた場面も見受けられました。
卒業後に会った被験者は
「あれは良くはないけれど、必要だったと思う」と振り返っているんですね。
実際、綺麗ごとで収まる学校じゃなかったのは確か。
だから‘基本的に’になってしまう。
絶対ダメと言いきれない。

一体どこから体罰、暴力なのか。
アタシは生徒との関係性の構築具合、
まぁ、行使した内容にもよるけれど
によるのではないだろうか、というのが
現段階での結論なり。