成人の日

今日は成人の日。

関東地方は生憎の天気だが、アタシの時も記録的な大雪でした。
世間が騒ぐほど当時若者だったアタシ達は気にしていなかったと思う。
周り云々、天気が云々よりも
生涯一度しかないこの日を楽しむベシといった感じだったような。

毎年、成人の日になると自分の成人式は
雪だったなぁと思い出すのですが、今年は更に感慨深く思い出しています。

そして、成人の日でアタシの中で思い出深いのが、
山口瞳氏であります。





サントリーの広報部出身の作家さんで
サントリーが成人の日の新聞広告にエッセイを掲載していましたが、
その文章を書いていた方といえば解りやすいかしら。

元々サラリーマンで専業作家へ転身した氏の文章は
とても真実味があり興味深いものでした。
正直、二十歳そこそこでは真意はわかるまい。
でも、数年、数十年経た後に沁みてくる文章。
今だからこそ、呑みつつ読みつつ合点のいく文章。

今宵はそんな氏の成人の日の文集を読みつつ
大いに飲むことにする。


頑張れ！！新成人。
昔の新成人も負けじと頑張るぞと帯を締め直す正月成人の日の夜なり。